女には知性は必要なかった話
今日も元気にニートです。おはようございます。仕事ください。
つい先日、Twitterで見た話があり、そこからずっと何かモヤモヤしていたものがあったのですが、やっと文章化できそうです。
それは「眼鏡するな問題」ですね。
今から約30年ほど前。
「眼鏡している女は賢しい」という理由で、作ることを止められたことがありました。
当時の私は中学生。
大人が言うのだからそうなのだろう、と深く考えずに眼鏡作成を諦めました。
まぁ、お金もありませんしね。
しかしこれが良くなかった。
私の視力はどんどこ落ちていき、今では眼鏡がないと、居酒屋で壁に貼られた「今日のオススメ」すら見えません。
しかし何故、「女が賢しい」のがダメなのか。
これの答えはもう少し大人になった頃にわかりました。
それは私がキャピキャピの22歳頃。
それなりに容姿に気を配って生きていたあの頃の私は、街を歩けばナンパされる事が良くあった。
そして私たちはナンパされたら奢ってもらえるから、という理由だけで一緒に飲みに行ってしまっていたのだ。
そこで、通り一辺倒の質問コーナーがある。
「趣味って何?」「好きなスポーツは?」「休みとか何してんの?」
友人たちの答えは「本読んだり映画見たりー」「えー、スポーツはあんまわかんないー」「ライブとかよくいくー」
完璧だ。完璧な受け答えだ、と今なら思える。
あ、これ、完璧だというのはナンパしてきた男子相手の返答として、という意味です。
さあ、満を辞して。私の登場です。
「趣味はパソコンを自作するためにパーツを見に秋葉原に通う事です♡」
「スポーツは、今は競馬♡血統の計算とか勉強中なの♡」
「休みの日は図書館で経済とか国の仕組みについて勉強中。あとは家でゾンビ倒してる♡」
全然アウトじゃん。
そりゃ相手もドン引きじゃん。
今ならわかるんです。ドン引きする理由。
「私というものに、自分の知らない知識を持っている事が許せない」んだろうな、と。
その後、彼氏が出来たときに言われました。
「俺の友達と会うときは、喋らなくていいから」
なにそれ?じゃあ、見た目が好みのラブドール買って、連れて歩けよ。って今なら言えますけど、当時は「うん♡わかった♡」って言ってた自分を張り倒したい。
結局彼らにとって、私の持っている「知識」は邪魔なものだったわけです。たぶん。
「賢しい女は嫌われる」のではなく、「女に知識はいらない」なんです。
時代は変わり、そんなに変わってないか。
齢も40ともなると邪魔だったはずの知識が私を助けてくれ、そしてあんなに賢しい女を排他したかった男も「自立した女」とやらを求めるのも不思議なもんだ。
結局、私が出会った男の多くは「女」というものがどこかアクセサリー代わりだったんだなあ。
知識もいらない、知識の象徴の眼鏡もいらない。そういうことなのかなぁ。自分より賢い女は嫌だってんでしょうね。なんだかなあ(阿藤快)。
結果何が言いたかったわからなくなったけど、私の目が悪くなった理由は勉強とかより、
夜布団の中で漫画読んでたからということだけは伝えねばなるまい。
しかし、オタク本当に情報入ってくるところTwitterばっかだな!