ヒチョンくんのこと
昨晩のこと。
https://twitter.com/produce101jp/status/1199992778647687168?s=21
公式から辞退の発表がありました。
まず最初に、私はヒチョンくんについて前情報もなく、前グループのファンだったわけでもないので、
彼の思想や家庭環境など全くわからないということを踏まえてこのあとの文章を書いていることをご理解ください。
この4月に前グループが事務所との契約がなくなり、
今後についてきっと不安がありながらも、
日本で行われるPRODUCE101のオーディションに、彼らHALOの三人は申し込んだんだろうと思っています。
韓国人である彼らが、いくら日本デビューをしたことがあるとはいえ、
「日本の芸能界で再度デビュー」するということは、並大抵の覚悟ではなかったろうことは、
簡単に想像できます。
言葉にするよりももっと難しいことだと私は考えます。
思想が違う、文化が違う。
お隣の国とはいえ、そこは外国なので。
正直、彼らは「日本に来ない」ことだって選べたはずなのに、再びエンタメの世界を望んだときに、
その場所を「PRODUCE101 JAPAN」に選んだ。
その覚悟。
ご家族や友達は止めたかもしれない。
もし私が彼らの家族なら、チャンスはまだあるから、まずは兵役に行ってはどうかと言っただろうと思います。
それでも、チャンスはもう二度とないかもしれない、と切羽詰まったら。
彼らは止める家族を捨てでも、その場所を選ぶしかなかったのかもしれない。
そう考えると「全部捨てて日本に来た」というヒチョンくんの辞退は、想像を超えた苦しみだったでしょう。
ただ、昨晩の#10を見て、ふっと「もしかして彼は、自分がいることで周りにかける迷惑を考えたのかもしれない」と思いつきました。
アンチがいることはきっと彼も気づいているでしょう。
オーディションの時点でアンチがいるなんて、やったね★俺有名じゃん。なんて、彼は考えられなかった。
もしかすると、アンチがいる自分が入ったグループだから、BOは票が伸びなかったのでは?とまで考えたかもしれない。
責任感が強そうな彼なら、考えそうだなと。
彼が何を思い、何を考えてこのタイミングで辞退したのかはわかりません。
彼の辞退がアンチのせいだとも思っていません。
今後、もし彼が別の形でまたショウビズの世界に戻ってきてくれたとしたら、
大変嬉しく思います。ていうか小躍りする。
国を超えて、ヒチョンくんが私達の目に触れる機会を作ってくれた日プには感謝です。
そしてヒチョンくんが、PRODUCE101 JAPANを選び、そのステージに立ってくれたことにも
感謝しかありません。
ありがとう、ヒチョンくん。
君という稀有な存在を知ることができて、私は本当に幸せだった。
たった2週間程しか応援できなかったけど、その時間はとても素敵な時間だった。
本当にありがとう。そして、お疲れ様でした。
ともあれ、彼のPRODUCE101 JAPANは終わったのだ。
彼自身の手によって幕は閉じられた。
それでもいつか、またスポットライトの下で踊り歌う彼に、再び会えることを願わずにはいられません。