拗らせた貴腐人の行く末

四十路となった腐女子はどこへ向かうのか。向かう場所はあるのか。そんな感じ。

大事なのは外見も中身も

そういえば。何もないことないんですよ。

4月に入ってすぐに、ルームシェアを解消し、

一軒家にて一人暮らしをしていました。

 

一軒家で一人暮らし。

うわぁ、字面だけで孤独死まっしぐら。

 

元々この家は、実姉の持ち家で、

大阪から戻ってきたときにしばらく住んでいた家でもありますので、

勝手を知っているなんとやら。

 

家財道具や家電も残しておいてくれてるので、

自分の荷物だけ持ってやってきても、その日から通常運転できる状態だったわけですが。

 

ワーキングマザーってのは大変だよね……

というのを一瞬で理解するほど、この家洒落にならないほどに

 

汚ねぇ

 

味●素のコンソメは3箱出てくるし(内一つは未開封)

未開封のみりんの賞味期限は2010年だし(流石に捨てた)。

謎のビニル袋「きんちゃくさん」は30袋くらい出てくる。

 

いちいち実姉に「これいる?」って聞くのも馬鹿馬鹿しいので、

無言でそれら全てを捨てる。

 

一安心。

 

と思いきや、洗面台の下の戸棚からは、

ありとあらゆる空ボトルが飛び出してくる。

 

ボディーソープ・洗濯洗剤・お洒落着洗い用洗剤・漂白剤etc...。

総勢で10個ほど。でも全部空なの。

これも全部捨てる捨てる。

 

何で空ボトル取ってあるんじゃい。

と実姉に問いただしたところ。

 

「中身と外見が別々のものなんて嫌だから」

 

つまり。

エマール黄色のボトルにはエマール黄色の中身じゃないとダメと。

 

どっちでもええやん。

 

においが多少違うだけなんだからと思うが、それじゃダメらしい。

台所用中性洗剤も、同じキュキュットならええやん……と思ったが、

絶対に許せないらしい。

 

そんなわけで、甥っ子が「キュキュット(ピンクグレープフルーツのかおり)」ボトルに「キュキュット(オレンジのかおり)」を入れたせいで、それが許せなかった実姉はオレンジのかおりのボトルを買ってきましたとさ。

 

おかげで一人暮らしで洗い物もそんなに出ないっていうのに、ストックだけが3本もあるよ……

 

変なとこで潔癖症な姉を持つと苦労するね、というお話でした。